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名古屋陶業の歴史

 名古屋の東北部(東区・北区)が、輸出向け陶磁器絵付加工の日本の中心地だったことをご存じでしょうか。かつては、名古屋陶磁器会館の周辺にはたくさんの絵付工場や貿易商社が集まり、日本から海外へ輸出される陶磁器の7〜8割がこの狭い地域で絵付けされていました。名古屋陶磁器会館は、そうした陶磁器絵付業の中心拠点でした。ここでは、名古屋の陶磁器絵付加工業の成立から現在までの歴史を簡単に紹介します。


▲大正7年4月、名古屋陶磁器貿易商工同業組合創立10周年記念。